入門コース修了者のためのガイド
本ワークショップ(マルチエージェントチーム・ハーネスエンジニアリング・ハンドブック、2日間)は、「AIエージェントチーム」に初めて触れる方と、すでに入門コース(Claude Codeとマルチエージェントハーネス入門)を修了した方が一緒に受講できるよう設計されています。入門コースを修了していれば、一部の章はすでに馴染みがあるはずです。本ガイドは、重複学習を避けてワークショップの時間を最大限に活用できるよう、スキップマップを提供します。
参考: 入門ハンドブック(intro-to-ai-harness)と本ハンドブック(マルチエージェントチーム・ハーネスエンジニアリング・ハンドブック)の章構成マッピング
- 入門コースの章を本ワークショップの章に対応付けるスキップマップ
- 1日目で省略してよいセクションと必ず受講すべきセクションの区分
- 2日目(ITプロフェッショナル)セッションにすぐ参加するための準備事項
- クイックスタートチェックリスト
このガイドの使い方
入門コース修了者は、2日間のワークショップで同じ内容を再び学ぶことに約2〜3時間を費やすことになりかねません。本ガイドのスキップマップを参照すれば、馴染みのあるセクションは軽く目を通し、新しい内容に集中できます。
ファシリテーターは受講者に本ガイドを事前に配布し、1日目開始前に各自の背景(入門コース修了の有無)を確認して、グループ分けと進行速度に反映します。
スキップマップ: 入門コース → 本ワークショップ
| 入門コースの章 | 本ワークショップの章 | 修了者への推奨 |
|---|---|---|
| 第1章 · なぜAIエージェントチームなのか? | 第1章 · AI時代の業務革新 | 目を通すだけで可。 統計・動機づけの内容が中心なので、概要を確認する程度で十分です。 |
| 第4章 · マルチエージェントハーネスの概念 | 第2章 · ハーネスエンジニアリングとマルチエージェントチームの概念 | 目を通すだけで可。 中核概念(エージェント・スキル・PMオーケストレーション)はすでに理解しています。§2以降の新しい内容(ライフサイクル、テンプレート継承)のみ確認してください。 |
| 第5章 · ai-workspace-standardsを見る | 第5章 · ai-workspace-standards紹介 | 目を通すだけで可。 L0→L1→L2の階層構造は同じです。第5章は第8章の発展的アーキテクチャへの橋渡しなので、軽く復習する程度で結構です。 |
| 第6章 · co-consult実習 / 第7章 · co-deck実習 | 第6章 · 既存variant活用実習 | 実習は改めて行う。 ツール操作には慣れていますが、第6章は「Claude + Antigravity 4グループ」で進行するため、他ツールの視点を得る機会になります。実習自体は手早く終え、チーム比較のディスカッションに集中してください。 |
| 付録B · Claude Code CLI | 共通参考 · ツール比較(技術的) | 推奨。 CLIにすでに慣れている場合、技術比較表のAntigravity/agyの部分が新しい内容です。 |
1日目: 修了者が省略できる部分
1日目(一般利用者向け)は第2章、第3章(ガードレール)、第4章(実習)、第5章(ai-workspace-standards紹介)、第6章(既存variant実習)で構成されます。入門コース修了者は:
- 第2章§1(ハーネス概念の概要)は目を通す程度にし、§2以降のライフサイクル・テンプレート継承から集中して受講してください。
- 第3章ガードレールは入門コースで扱わなかった内容(権限モデル、3段階のリスク分類、承認ゲート)を含むため、全体を受講してください。
- 第6章の既存variant実習は4つのツールグループ(Claude Desktop App / Claude Code / Antigravity Desktop / Antigravity CLI)に分かれるため、普段使わないツールのデモから新しい気づきを得ることに集中してください。
- ウォームアップ(テトリス→パックマン)は10分程度で終わるため、参加しても負担はありません。他グループの考え方を観察する機会として活用してください。
2日目: すぐに始める
2日目(ITプロフェッショナル向け)は第7章(企業運用戦略)、第8章(アーキテクチャ深掘り)、第9章(ワークフローパターン)、第10章(L3アップグレード)、第11〜12章(新規variant作成・昇格)、第13章(キャップストーン)で構成されます。この内容は入門コースとほとんど重複しないため、事前準備さえ整っていれば2日目から直接参加できます。
入門コースを修了していれば、第8章のL0→L1→L2の概念は復習レベルです。第8章§3(AGENTS.md詳細)と§4(発展的アーキテクチャ)、第10章(L3アップグレード)が新しい内容の中心です。